溶接工のやりがいや楽しさ

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仕事

前回は溶接工のきつさなどを書いていきましたが、今回はそんな中にもやりがいや楽しさなどがあるよってことを何とか絞り出してみたいと思います。

きつさなどはこちら⇩

溶接工の大変さや危険なこと
こんにちは!よしのぶです。今回は溶接工約25年の自分が溶接工として辛かったことをいくつかあげていきます。...

今回は主に半自動溶接のことについて書いています

溶接工を目指してる方の参考になると幸いです。

物を作る楽しさ

製造業すべてに言えることなんですが、物を作ることにやりがいを感じる人は向いてるでしょう。

自分が作ったものが製品となって夜の中の役に立ってると思うと嬉しくなります、それが町中などで見ることが出きればなおさらです。

スキルアップしていけばどんどん高度な物が作れるようになります、難しいものほど完成した時の喜びは大きくなります。

溶接はかなり奥が深いので何年やっても難しいと感じたり上手くいかない時もありますが、奥が深い分経験を積んでいくうちにかなりの技術が身についてます。

自分が昔いた会社では東京ディズニーシーができるときにテントのフレームを作りました、その時は「これがあの有名なテーマパークの中に設置されるんだ!」って思ったときは嬉しかったですね。

残念ながら行ったことないんで設置されたの見てないんですがね。

技術を身に付ければ独立も夢じゃない

溶接工として技術を身に付ければ独立して、個人でやっていくことも可能です。

溶接技術だけでは厳しいですが、曲げたり切ったりなども覚えていけば個人でやっていくことも可能です。

独立のやり方はまた別の話になるので今回は書きませんが、ウチの会社にも独立して個人でやってる人がいます、ウチの会社が仕事を発注して場所を提供してるんですが、個人事業主としてやってます。

責任も雇われとは違って大きいですが、その分もらえる額も桁違いです、かなりもらってるみたいです、甘くはないですが夢があります。

個人的には雇われでもいいかな?

楽しさ

やりがいとも重なる部分がありますが、溶接は楽しいですよ。

ただ毎日なんとなくやってると成長しないですが、向上心があると成長も早いです、成長して来るととても楽しくなってきます。

溶接のビードなんかがめちゃくちゃキレイに決まった時なんかは楽しいですね、気分も乗ってきます。

1人の世界に入り込むことができるのも楽しさの1つですね、集中してる時は周りのことなんか関係なくなります。

会社にもよりますが技術を身に付けていけば給料も上がります、工場勤務の仕事の中でも良い方だと思います。

奥が深い

溶接は鉄と鉄をくっつけるのが主な仕事なんですが、それが奥が深い!

溶接条件にもいろいろあります。

  • 溶接電流
  • 溶接電圧
  • ガス流量
  • ワイヤー径
  • 送り速度
  • トーチの角度

などなど、他にもいろいろありますが、これらの条件を材質や板厚などによって変えていかなければなりません。

最初は悩むと思いますが経験していくうちにどんどん覚えていきます。

鉄は熱を加えると変形する

これが一番苦労すると同時に、覚えていくとめちゃくちゃ人に頼られます。

自分もまだまだ半人前ですが、会社では熱で変形したものなどの修正などを頼まれることがあります。

これが難しいけど上手く行った時の快感がたまりません、特に変形したものを1発で修正できた時なんかは快感です(笑)

でも、自分でもこればっかりはやってみないとどれくらい熱を加えればどれくらい伸びたり縮んだり反ったりするかはわかりません、経験値がまだ足りないのかもしれませんが。

熱を加えると変形するのを考慮して、あらかじめ反らせたりして溶接したりすることもあります、これも奥が深いですが、変形を修正した時同様に反らせて溶接してそれが冷めた時に完璧に寸法通りに完成した時も快感です(笑)

終わりに

今回は書くのにかなり苦労しました、楽しいことを絞り出すのは難しかったです。

普段から嫌々仕事してるんでそりゃそうですよね、ですが今回自分でこの記事を書いていくうちに初心に戻って、楽しさの再確認ができました。

毎日溶接してますが、まだまだ覚えることはいっぱいあります。

きついことの方が圧倒的に多いですが、今回書いた楽しいこととを思い出して仕事頑張ります。

溶接工になりたい方の参考になったかな?

ちょっとでも参考になってくれると嬉しいです。

それでは!

この本は初心者にはわかりやすくマンガなので読みやすくてお勧めです。

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