スイフトスポーツ ZC33S ブレーキフルード交換 クラッチフルード交換

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スイスポ

今回はブレーキフルードのエア抜き兼交換、ついでにクラッチフルードの交換をしました。

スイフトスポーツZC33Sはブレーキフルードとクラッチのタンクが一緒になってるので、同時にやることにしました。

ブレーキフルード交換

まずはブレーキフルード交換からです、用意したのは

ワンマンブリーダータンク

ワンマンブリーダータンク
ワンマンブリーダータンク

ホースの途中に逆流防止のワンウェイバルブがあります、これがあればブレーキフルードが逆流しないので1人でも交換ができます。

タンクはペットボトルでもいいんですが、今回は奮発してタンク付きのやつを買いました。

ブレーキブリーダーノズル

ブリーダーノズル
ブリーダーノズル

ワンマンブリーダーのホースの先に付けてブリーダープラグに挿しこみます、ホースだけよりも外れにくいので便利です。

ブリーダーノズル

オイルシリンジ

オイルシリンジ
オイルシリンジ

ブリーダータンクからフルードを抜くときに使います、スポイトなどでもいいんですが、そんなに高いもんじゃないので購入しました。

最近車用品が増えて、倉庫に入らないのでブレーキ交換関係の工具も車に積んだままにしてるんですが、これを載せて職質されたら「ポンプ発見!」とか言われないか心配です。

ブレーキフルード

ブレーキフルード
ブレーキフルード

TM-SQUAREさんのスイフトスポーツ用ブレーキフルードDOT4規格と同等の性能でサーキット走行にも対応しているので安心して使えます。

廃油処理ボックス

廃油処理BOX

古いオイルなんかを捨てるときには必要です、捨てるときは各自治体の処理方法にしたがってください。

交換開始

ブレーキマスターシリンダーから古いフルードを抜きます。

ブレーキマスターシリンダー
ブレーキマスターシリンダー
ブレーキマスターシリンダー

キャップを外してフィルターを取ります、最初に洗っておけば交換終了時には乾いてるので洗っておきます。

ゴミみたいなやつが付いているので、ウエスで拭き取りますが細かい繊維などが入らないように注意が必要です。

シリンジを使い抜き取ります、全部抜かないようにしましょう。

ブレーキフルード交換
ブレーキフルード交換

なんか抜いてると藻みたいなやつが出てくるんでそれを吸い取って、ペットボトルに移すと消えてなくなるんですが、何なんでしょう?

ある程度抜いたら、新しいフルードをMAXまで足しておきます、補給機があると楽なんですが結構お高いのでこまめに確認すれば大丈夫です、ただ減りすぎてエアーがABSユニットに混入すると大変なことになるので絶対にマスターシリンダーを空にしないように注意しましょう。

抜いたフルード

ブレーキフルード交換

マスターシリンダーの中のフルードはそこまで汚れてないです、藻みたいなやつも消えてなくなってます。

ブレーキフルードを抜きます

交換は右前→左前→右後ろ→左後ろの順番で、エア抜きは左後ろ→右前→右後ろ→左前の順番です。(スズキサービスマニュアルより)

今回はエア抜きもやるので左後ろから

ブレーキフルード交換
ブレーキフルード交換
ブレーキフルード交換

ブリーダープラグのキャップを外して10㎜のメガネをセット、ワンマンブリーダーのホースをブリーダープラグに取り付け、プラグを緩めます。

プラグはちょっと緩めるだけでいいです。

ブレーキペダルを数回踏みます、何回か踏んでるうちにエアーが抜けて新しいフルードが出てきたらプラグを締め付けます。

TM-SQUAREさんのフルードは黄色いので出てきたらわかりやすい。

ブレーキフルード交換

ZC33Sのブリーダープラグの締め付けトルクは8.3Nmでになります。

締め付けたらブレーキを数回踏んで漏れがないか確認しましょう、誰かに踏んでもらうとわかりやすいんですが。

他の場所も同じように繰り返します、ブリーダータンクはこまめに確認しましょう。

ブレーキの配管から出た古いフルード

ブレーキフルード交換
ブレーキフルード交換

1年前に交換したんですが、結構汚れてましたね。

各部の漏れ確認と締め付け確認したらブレーキは終了です。

クラッチフルード交換

マスターシリンダーは共用なので、MAXまで入れておきます。

クラッチフルードのブリーダープラグはエンジンルーム内のミッションの真上、バッテリーの近くにあります。

クラッチフルード交換
クラッチフルード交換

クラッチフルードジョイントを17㎜のメガネで固定、ワンマンブリーダーのホースをブリーダープラグに取り付けます。

11㎜のスパナでブリーダープラグを緩めます、クラッチのブリーダープラグは1回転くらい回さないと出てこなかったです。

めちゃくちゃ狭くて工具も入れにくいので落とさないように注意しましょう。

クラッチは2人がやりやすいです。

ペダルを数回踏んでもらって踏んだままプラグを緩めます、古いフルードが出てきて圧がかからなくなったら締めて、また踏んでもらって緩めて締めてを繰り返します。

ブリーダータンクが半分以下にならないように注意しましょう。

終了したら規定トルクで締めつけます、規定トルクは5.0Nmです。

キャップを取り付け、クラッチを数回踏んで漏れがないか確認します。

ブレーキフルードをMAXまで補充して終了になります。

ブレーキフルード交換

TM-SQUAREさんのフルードは黄色いので量が見やすいです。

クラッチから抜いたフルード

クラッチフルード交換

全然汚れてないし新しいフルードっぽい、クラッチはそんなにやらなくてもいいのかな?

走行距離

16,694km

スイフトスポーツ

交換後

クラッチがかなり軽くなりましたね、ブレーキのタッチも良くなったと思うんですが先週ブレーキローターとパッド交換したばっかりで、全体的にいい感じになってるので劇的に変わったって感じはないですが、きれいなブレーキフルードはいいですね。

最後に

クラッチ、ブレーキともに踏みごたえを確認してフワフワし感じがして、まだエアーが噛んでいるような感じがしたらやり直しましょう。

ブレーキはそんなに大変じゃなかったんですが、クラッチのプラグの位置が狭くてとにかくやりにくかった、途中でやめようかと思いました。

クラッチやってる時に何度もワンマンブリーダーに取り付けているブリーダーノズルが外れるので、取り外しました。

ブリーダーノズル

青いやつがすぐに抜けるんですよね、フルード排出してる時に抜けたら大変なんで次回までにきちんと固定しておきます、今回はホースをダイレクトにつなぎました、クラッチはそんなに圧がかからないので何とか大丈夫でした。

前回はディーラーさんで交換してもらいました、今回もディーラーさんかショップにお願いしようと思いましたが予約が必要なのと工賃が結構お高いので自分で挑戦することに。

この先サーキット走行が増えるとブレーキのエア抜きの回数も多くなるので自分でできた方がいいですからね。

ブレーキ関係は重要保安部品なので自信のない方はショップにお任せしましょう。

それでは!

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