【2025年11月1日時点の情報】 2025年10月31日、千鳥・大悟さんがMCを務めていた『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)が年内で終了することが正式に発表されました。
発端は10月24日放送予定だったハロウィン回の急遽差し替え。
松本人志さんのコスプレが問題視されたことで、大悟さんが降板を決断したとされています。
本記事では、フジテレビの公式発表と複数メディアの報道を基に、事件の時系列、差し替えの背景、そして今後の千鳥とフジテレビの関係について詳しくまとめました。
【この記事で分かること】
- ✅ 何が起きたのか(時系列の整理)
- ✅ なぜ差し替えられたのか(背景事情)
- ✅ 大悟さんの本当の気持ち
- ✅ 鬼レンチャンなど他番組への影響
- ✅ 視聴者の反応と今後の展望
📅 何が起きたのか──時系列で整理
■ 2025年10月24日(木):緊急差し替え発生
10月24日21時58分から放送予定だった「ハロウィンスペシャル」回が、放送当日に急遽過去回(3月14日放送分)の再放送に差し替えられました。
番組公式サイトと番組冒頭で「放送内容を変更してお送りします」とテロップが表示され、視聴者は困惑。
予告映像も前週から流れていただけに、突然の変更に驚きの声が広がりました。
■ 2025年10月28日(月):最後の収録
この日の収録が最後となり、撮りだめ分も含めて12月上旬頃に最終回を迎える見込みと複数メディアが報道。吉本興業関係者は「大悟さんはフジの対応にかなり不満を持っていたようだ」と証言しています。
■ 2025年10月31日(木):正式発表
フジテレビが公式サイトで年内での番組終了を発表。同日の番組放送で、大悟さん本人がVTR出演し、「ノブとも話し合った結果、酒のツマミになる話、やめまーす」とコメント。最後に「面白くなければテレビじゃない！フジテレビありがとうございました！」と笑顔で感謝を伝えました。
🎭 差し替えの理由──松本人志コスプレが問題視された背景
■ 何が撮影されていたのか
大悟さんは金髪のカツラに白いTシャツで松本人志さんのコスプレをして収録に臨んでいました。実は2024年の同時期にも全く同じコスプレを披露しており、昨年は問題なく放送されていました。
現場スタッフも「問題なし」と判断していたとされています。
ゲストには人気コスプレイヤーのえなこさん、タレントの松丸亮吾さん、中島知子さんらが出演予定でした。
■ なぜ今年はNGになったのか
複数の報道によれば、放送当日になってフジテレビ幹部の間で問題視され、急遽差し替えが決定されました。背景には以下の要因があったと報じられています:
- 松本さんを巡る2024年初頭からの一連の報道
- 中居正広さんの問題とフジテレビの「再生・改革」の取り組み
- コンプライアンス重視の姿勢
一方で、TBSや日本テレビは松本さんのVTRを使用したり、『DOWNTOWN+』でアーカイブ配信を発表するなど、対照的な対応を見せています。
■ 通知のタイミングが最大の問題に
最も問題視されたのは、千鳥サイドに差し替えの話が来たのが放送当日だったという点です。
出演者も番組ディレクターやプロデューサーも了解して収録したのに、放送直前に局幹部の判断で差し替えられたとされています。
フジテレビは公式発表で「社内における連携に不十分な点があった」と認めており、局側の対応に落ち度があったことを示唆しています。
💭 大悟さんの決断──「松本さんの席を守りたかった」想い
■ 松本人志さんへの深い敬意
報道によれば、大悟さんは松本さんの「代打」という感覚でMCを引き継ぎ、松本さんが復帰した際に戻ってくる場所を残しておきたいという強い思いを抱いていました。
スタジオ中央の肖像画を松本さんのものから大悟さんのものに差し替える際にも、その是非を巡ってひと悶着があったほど、大悟さんの松本さんや番組に対するこだわりは強かったとされています。
■ 本人のコメント全文
10月31日の放送で大悟さんは以下のようにコメントしました。
「ノブとも話し合った結果、『酒のツマミになる話』やめまーす！何本かはもう収録してますので、その時出ていただいたゲスト、そして芸人は一生懸命面白い話をしてくれています。なのでそれは今まで通り、お楽しみください」
そして最後に**「面白くなければテレビじゃない！フジテレビありがとうございました！」**と笑顔で感謝を伝えました。この言葉は、フジテレビのかつてのキャッチコピーを引用したもので、皮肉とも取れる表現として話題になっています。
📱 視聴者・業界の反応
■ SNSでの反応
X(旧Twitter)では様々な意見が飛び交いました。
- 「大悟さんの判断は筋が通っている」
- 「フジテレビの対応が不誠実すぎる」
- 「あまりに不義理すぎる」
- 「残念ながら、もう、フジテレビにダウンタウンが出ることはないだろう」
- 「大悟、マジで鬼レンチャンだけは終わらせないで」
番組ファンからは悲痛な叫びとともに、フジテレビの対応への疑問を呈する声が多数寄せられました。
■ 「ごっつええ感じ」との類似性
今回の騒動で、多くの視聴者が思い出したのが1990年代の『ダウンタウンのごっつええ感じ』の終了経緯です。
当時も野球中継延長により松本さんらの理解を得ずに放送が延期され、それが番組終了の引き金になったとされています。
「フジテレビと松本さん(関連の番組)」の歴史が繰り返されたとして、SNSでは話題となりました。
📺 千鳥とフジテレビの今後の関係
■ 現在のレギュラー番組
千鳥は現在フジテレビ系で以下のレギュラー番組を持っています:
- 『酒のツマミになる話』(年内終了)
- 『すぽると!』(大悟さんがキャプテン)
- 『千鳥の鬼レンチャン』
- 『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』(関西テレビ制作)
■ 今後の展開は?
ある放送作家は「今後の展開次第では、大悟さんがすべてのレギュラー番組を降板する可能性もある」と指摘しています。
ただし、『鬼レンチャン』は日曜夜の看板番組として人気が高く、ファンの間では継続を望む声が圧倒的です。フジテレビとしても失いたくない番組であり、今後の関係性に注目が集まっています。
■ 他局での活動
千鳥は近年、他局での露出も増加しています:
- 日本テレビ『週刊さんまとマツコ』
- テレビ朝日『相席食堂』
「テレビが芸人を使う時代」から「芸人がテレビを選ぶ時代」へ。今回の出来事はその象徴とも捉えられています。
📝 フジテレビの公式発表(全文要約)
2025年10月31日、フジテレビは公式サイトで以下の内容を発表しました。
「10月24日放送予定だった『酒のツマミになる話』において、再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み、内容を差し替えて放送いたしました。その過程において、社内における連携に不十分な点があったことから、放送直前での変更となりました」
「放送を楽しみにしてくださっていた視聴者の皆様、ならびに、千鳥のお二人をはじめ出演者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」
「放送後、千鳥のお二人より降板のお申し出があり、社内で協議した結果、年内をもって番組を終了することとなりました」
フジテレビは差し替え判断そのものは「局の状況を鑑みた」ものとしながらも、その過程での社内連携が不十分だったことを認めました。
🤔 この騒動が示すもの──テレビと芸人の関係性の変化
■ 「笑い」と「コンプライアンス」のジレンマ
今回の騒動は、コンプライアンス重視の時代における「表現の自由」と「放送上の配慮」のバランスの難しさを浮き彫りにしました。
ある放送作家は言います:「今は『怒られない番組』を作るほうが簡単。でも、それが面白いとは限らない。笑いには、多少のリスクと覚悟が必要なんです」
■ 芸人の自立・自主路線
近年、芸人がYouTubeやストリーミングサービスで独自コンテンツを展開する動きが加速しています。霜降り明星、かまいたち、さらば青春の光など、多くの芸人がテレビに依存しない活動基盤を構築中です。
大悟さんの今回の決断も、テレビに依存せず、自分たちの笑いを守る意思表示と捉えることができます。
■ 争点となったポイント
報道や専門家の分析によれば、今回の騒動の争点は以下の3点とされています:
- 放送内容変更の経緯の不透明さ:放送直前の差し替えで説明や合意形成が不十分
- 芸人の矜持が踏みにじられたこと:収録済のものを一方的にお蔵入りにされた
- 「歴史の再現」:『ごっつええ感じ』と類似した終わり方
いずれも、局が「大悟さんの笑い」をどこまで信頼できたのか、という本質的な問題を提起しています。
✅ まとめ:分かったこと・分からないこと
【確定している事実】
- 2025年10月24日にハロウィン回が放送当日に差し替え
- 松本人志コスプレが問題視されたと報道
- 大悟さんが降板を申し出、番組は年内(12月上旬頃)で終了
- フジテレビは「社内連携に不十分な点があった」と認めている
- 大悟さん本人が「ノブとも話し合った結果、やめまーす」とコメント
【不明な点・憶測に留まる情報】
- 局上層部の具体的な判断理由(公式には明らかにされていない)
- 大悟さんの詳細な心情(報道ベース)
- 他のフジ番組(鬼レンチャンなど)への影響の有無
【今後の注目点】
- 12月上旬頃の最終回の内容
- 千鳥の他のフジ番組の動向
- 松本人志さんのテレビ復帰時期との関連
- フジテレビの後番組の方針
🙋 よくある質問(Q&A)
Q1. 番組はいつ終わるの?完全に終了するの?
A. 撮りだめ分を含めて2025年12月上旬頃に最終回を迎えると見られています。リニューアルや後継番組については現時点で公式発表はありません。
フジテレビは後番組の調整を開始しているとされていますが、吉本興業のタレントを起用するかは不透明な状況です。
Q2. 千鳥は本当に自分の意思で降板したの?局側からクビにされたんじゃないの?
A. フジテレビの公式発表では「24日の番組放送後に千鳥から降板の申し出があり、社内で協議した結果、年内をもって番組を終了することとなりました」と明記されています。
大悟さん自身も番組内で「ノブとも話し合った結果、やめまーす」とコメントしており、本人の意思による降板と考えられます。
Q3. 松本人志さんのコスプレの何が問題だったの?去年は大丈夫だったのに?
A. 2024年の同時期は同じコスプレでも問題なく放送されましたが、2025年は「再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み」(フジテレビ公式発表)判断されたとのことです。
背景には松本さんを巡る2024年初頭からの報道や、中居正広さんの問題など、局を取り巻く状況の変化があったと報じられています。
局側の具体的な判断理由は公式には明らかにされていませんが、コンプライアンス上の配慮があったと推測されます。
Q4. 千鳥は今後フジテレビの番組に出なくなる?『鬼レンチャン』も終わる?
A. 現時点(2025年11月1日時点)で『鬼レンチャン』や他の番組の終了は発表されていません。
ただしSNS上では「鬼レンチャンだけは終わらせないで」「フジとの関係悪化が心配」との声が多く上がっています。
放送作家からは「今後の展開次第では、すべてのレギュラー番組を降板する可能性もある」との指摘もあり、今後の動向に注目が集まっています。
Q5. この騒動、結局誰が悪いの?
A. 一概に「誰が悪い」とは言えない複雑な状況です:
- フジテレビ側:「社内における連携に不十分な点があった」と認めており、放送当日の直前差し替えという手続き面での問題がありました
- 大悟さん側:松本さんへの敬意から受け継いだMCという自負があり、その想いを踏みにじられたと感じた可能性
- 背景要因:コンプライアンス重視の時代における「表現の自由」と「放送上の配慮」のバランスの難しさ
様々な立場や事情が絡み合った結果と言えるでしょう。重要なのは、現場と局上層部の認識のズレ、そして直前変更という判断プロセスの問題だと指摘されています。
📚 参考情報・出典
本記事は以下の信頼できるメディアの報道を参考にまとめています:
【公式発表・一次情報】
- オリコンニュース「千鳥・大悟『酒のツマミになる話』終了にコメント」
https://www.oricon.co.jp/news/2416064/full/ - フジテレビ公式サイト「『酒のツマミになる話』終了のお知らせ」
【主要報道メディア】
- Yahoo!ニュース(ピンズバNEWS)「『酒とツマミ』終了、”怒り”は千鳥・大悟だけでなく」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a03b1b2f1877f123e8300acd7333f9df8e07588 - 週刊女性PRIME「松本人志のコスプレで挑んだ千鳥・大悟の『酒のツマミになる話』に打ち切りの可能性」
https://www.jprime.jp/articles/-/38956 - ダイヤモンド・オンライン「『酒のツマミになる話』終了へ…千鳥・大悟を『売れっ子の横暴』と非難する人が見当ハズレなワケ」
https://diamond.jp/articles/-/376082 - SmartFLASH「『酒のツマミになる話』に打ち切り報道」
https://smart-flash.jp/entertainment/entertainment-news/374556/ - Yahoo!ニュース(エキスパート)「『酒のツマミになる話』番組終了騒動の争点」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2f76353e24937d1fafef7bd602029d5c46262726
※本記事は2025年11月1日時点の情報です。最新情報は各メディアでご確認ください。
この記事は中立的な第三者の立場から、各種報道を基に作成しています。事実関係については各メディアの報道内容を参照し、推測部分は明確に区別しています。
