最終更新:2025年12月15日 14:30
【記事を読む前に】重要なお知らせ
本記事で取り上げる粗品さんの「レベルが低い」という発言は、大会全体の質をより高めたいという問題提起の文脈で語られたものです。
個々の出演者を貶める意図はなく、むしろお笑いへの愛情と期待から出た言葉と解釈されています。
また、審査員紹介で粗品さん自身が「女だからおもんないとか、女のくせにおもろいとか、そういうのは一切抜きにして紳士に審査したいと思います」と明言しており、性別ではなく純粋に「お笑いの質」で評価する姿勢を示しています。
はじめに

2025年12月13日、日本テレビ系で生放送された『女芸人No.1決定戦 THE W 2025』。
総エントリー数1044組という過去最多の中から選ばれた決勝進出者たちが、賞金1000万円をかけて熱戦を繰り広げました。
この大会で初めて審査員を務めた霜降り明星・粗品さんの辛口コメントが、お笑い界に大きな波紋を広げています。
番組公式SNSでは事前に『THE Wはあんまり見てなかったんですよ普段、おもんないんで。レベルが低すぎる』と発言。
本番では4分近い長尺コメントを連発し、“賞金1000万円にしてはレベルの低い大会やったと思う”という衝撃的な総括を残しました。
エルフ荒川さんからは生放送中に”Wから出て行ってくれませんか。迷惑なんです”と反論される場面も。
しかし一方で、優勝したニッチェは“大会に注目がいくような立ち回りをしてくれたので本当に感謝しかない”とコメント。
SNSでは賛否両論が巻き起こり、翌日のワイドショーでも大きく取り上げられました。
なぜここまで賛否が分かれるのか?粗品さんの審査は正しかったのか?
筆者も番組をリアルタイムで視聴し、粗品さんの長尺コメントや会場の緊張感を目の当たりにしました。この記事では、発言全文と共に徹底検証します。
【番組情報】
- 放送日時:2025年12月13日(土)19:00~21:24(生放送)
- 放送局:日本テレビ系全国ネット
- 公式サイト:https://www.ntv.co.jp/thew/
- 総エントリー数:1044組(過去最多)
- 決勝進出:10組
- 優勝者:ニッチェ(賞金1000万円)
- 審査員:川島明(麒麟)、友近、哲夫(笑い飯)、田中卓志(アンガールズ)、粗品(霜降り明星)
THE W 2025 タイムライン
大会の流れを時系列で整理します。
| 日時 | 出来事 |
|---|---|
| 11月29日 | 粗品の審査員就任発表、SNSで期待と不安の声 |
| 12月13日 19:00 | 本番生放送開始 |
| 12月13日 19:30頃 | もめんとへの長尺コメント(約4分)開始 |
| 12月13日 20:15頃 | エルフへの厳しい講評 |
| 12月13日 20:30頃 | エルフ荒川が「迷惑なんです」と反論 |
| 12月13日 21:00頃 | 最終決戦スタート(ニッチェ vs エルフ vs 紺野ぶるま) |
| 12月13日 21:20 | ニッチェ優勝決定 |
| 12月13日 21:22 | 粗品の大会総括「レベルの低い大会」発言 |
| 12月13日 22:00〜 | SNSで「粗品の審査」がトレンド入り |
| 12月14日 朝 | サンデー・ジャポンでエルフが反応 |
| 12月14日 昼 | ニッチェが記者会見で「感謝」コメント |
| 12月14日〜 | 各種ワイドショーで特集、ネット記事多数 |
第1章:粗品の辛口審査・問題発言全文まとめ

【番組前の”宣戦布告”】
粗品さんは番組公式SNSで『THE Wはあんまり見てなかったんですよ普段、おもんないんで。レベルが低すぎる』と発言。この時点で既にSNSは騒然となりました。
番組冒頭の審査員紹介では「女やからおもんないとか。女のくせにおもろいとか、そういうのは一切抜きにして紳士に審査したいと思います」とコメント。
MCのフットボールアワー後藤さんは苦笑いを浮かべ「みなさんもうピリっとするのやめてください」と呼びかける事態になりました。
【審査中の主な発言】
もめんとへの長尺コメント(約4分間)
【要約】 前半が長すぎて、肝心のオチまで3分以上かかっている。4分のネタでこれは致命的な構成ミス。
【詳細発言】 “前半捨てた分の伏線回収的な旨味が全く足りてない。
利害関係を結びませんか?って言うまで3分以上かかってる。
持ち時間4分のコンテストであまりにスロースタートすぎる。
もっと早い段階でこの設定に持っていけたはず。ネタの骨格自体は面白いのに、時間配分で損をしている”
この長尺コメントには会場も静まり返り、MCの後藤さんも「まだ続くんですか?」と苦笑いする場面がありました。
電気ジュースへの指摘
【要約】 ボケは良いのに、ツッコミのフレーズが弱い。これが「女性芸人のツッコミは弱い」と言われる理由の一つ。
【詳細発言】 “センスの良いフレーズは飛び出してる。
でもツッコミが最低でも1.2倍のフレーズを言わなアカン。
ボケに対してツッコミがあっさりしすぎ。
これうっすら蔓延してる女性芸人のツッコミって下手くそだよねっていう理由の一つになってもうてんねん”
【補足】 この「女性芸人のツッコミ」発言について、粗品さんは「女性だから下手」という意味ではなく、「THE Wという大会全体で見た時に、ツッコミの技術がまだ発展途上のコンビが多い」という技術的指摘をしています。
実際、事前に「性別は関係なく審査する」と明言していました。
エルフへの厳しい評価
【要約】 「これを入れれば受ける」という計算が透けて見える。普段から質の高い舞台でネタを磨くべき。
【詳細発言】 “漫才コントにこんなの入れとけば評価されるやろうという思惑が客に透けてしまうほどの稚拙さやった。
普段、質の悪い客の前でしかネタを試せてない。もっと目の肥えた客の前でネタを磨く必要がある”
なお、粗品さんはエルフについて厳しい指摘をしましたが、これは4年連続決勝進出という実績への期待の裏返しとも取れます。
実際、エルフは翌日の番組でこのやり取りをネタにしており、お笑い芸人としてのプロ意識の高さを見せました。
観客への批判
【要約】 今日の観客の反応が悪すぎて、出演者がかわいそう。
【詳細発言】 “日テレが集めた今日の客の勘が悪すぎてかわいそうです。
本来笑うべきところで笑いが起きていない。これは出演者の責任じゃない”
大会総括コメント
【要約】 賞金1000万円の大会としては、全体的にレベルが低かった。
【詳細発言】 “賞金1000万円にしてはレベルの低い大会やったと思う。もっと質の高い戦いを期待していた”
この総括には番組MCや他の審査員も戸惑いの表情を見せ、会場全体が緊張に包まれました。
第2章:エルフ荒川が激怒!「迷惑なんです」発言の真相

【生放送中の衝撃シーン】
粗品さんがエルフへの長尺コメントを続ける中、荒川さんが突然声を上げました。
荒川さん: “粗品さん!Wから出ていってくれませんか!迷惑なんです”
粗品さん: (一瞬フリーズ)”お前もスカしたな”
会場は一瞬静まり返り、MCの後藤さんも対応に困る場面に。しかしすぐに笑いに変わり、緊張が和らぎました。
【荒川さんが怒った理由】
“普段、質の悪い客の前でしかネタ試せてない”との講評が特に引っかかったようです。エルフは4年連続決勝進出という実績があり、「質の悪い客」という表現に芸人としてのプライドが傷ついた可能性があります。
ただし、これは台本にない完全なアドリブでのやり取りで、お笑い番組らしい緊張感を生み出しました。
【翌朝の反応】
エルフは翌14日のTBS『サンデー・ジャポン』に生出演。爆笑問題・太田光さんに”質の悪い客の前でやってる”とイジられると、荒川さんは笑顔で対応。
荒川さん: “粗品さんを思い出したくないんですよ。太田さん、サンジャポからでていってください!”
この切り返しで会場は大爆笑。前日の緊張を笑いに変える芸人魂を見せました。
第3章:優勝ニッチェが語った「粗品審査への感謝」

見事優勝を果たしたニッチェのお二人は、粗品さんの審査に複雑な思いを抱きながらも、最終的には感謝の意を示しました。
【江上敬子さん(41)の本音】
優勝後の記者会見で、江上さんは率直な感想を語りました。
“ものすごく怖かったです!普段われわれが見ている賞レースの評価よりもう1歩踏み込んだものをおっしゃっていた。
(辛口すぎて)今年は優勝者が出ないのかと、もしかしたら出ないのかもと話していた”
審査中の緊張感がいかに強烈だったかが伝わってきます。しかし同時に、“粗品くんの言ってくれることも的を射ているなと思いました。自分たちのネタを客観的に見直すきっかけになった”
と、審査内容自体は納得していることも明かしました。
【近藤くみこさん(42)の感謝】
近藤さんは粗品さんの日頃の活動を知っていたため、驚きは少なかったようです。
“粗品くんのYouTubeを死ぬほど見ていまして。他の人が気をつかって言葉にしないことを言ってくださっているのでびびってはいなかった。むしろ『粗品らしいな』と思った”
そして最も印象的だったのが、この感謝のコメントです。
“大会に注目がいくような立ち回りをしてくれたので本当に感謝しかない。おかげで今年のTHE Wは過去最高に話題になった。優勝者としてこんなに嬉しいことはない”
【優勝の価値が上がった?】
ニッチェの二人が指摘する通り、粗品さんの審査によって『THE W 2025』は例年以上の注目を集めました。
- SNSトレンド複数入り
- 翌日のワイドショーで特集多数
- Yahoo!ニュースのトップ記事に
- 各種ネットメディアで記事化
この「大会への注目」という視点が、粗品さんの狙いだった可能性もあります。
第4章:SNSは賛否両論!視聴者の本音を徹底分析
【賛成派の声】(約55%)
◆ 論理的で説得力がある
- 「的確すぎて最高!何がダメか明確に説明してる」
- 「言語化能力がすごい。ここまで分析できる審査員は貴重」
- 「長いけど言いたいことは全部分かる」
- 「感情じゃなくて論理で話してるから納得できる」
◆ お笑いのレベルアップに貢献
- 「これくらい厳しくしないと業界が甘えたまま」
- 「耳が痛い正論ばかり」
- 「出演者も学びがあったはず」
◆ 大会の注目度アップ
- “粗品大優勝すぎてやばい!”
- 「例年より圧倒的に話題になってる」
- 「視聴率にも貢献したでしょ」
【批判派の声】(約35%)
◆ 審査員が主役になりすぎ
- 「芸人のネタより粗品の話が長い」
- 「主役は出演者であって審査員じゃない」
- 「他の審査員の出番が減った」
◆ 出演者への配慮不足
- 「空気悪くしてる」
- 「萎縮させてどうする」
- 「もっと優しい言葉で言えないのか」
◆ 講評の場ではない
- 「講釈垂れる場ではない」
- 「点数だけつけてればいい」
- 「視聴者は分析を求めてない」
◆ やり方がきつすぎる
- 「内容は正しくても言い方がキツイ」
- 「生放送でここまで言う必要ある?」
- 「裏で伝えればいい」
【中立派の声】(約10%)
- 「審査は的確だけど、やり方がきつい」
- 「粗品が一番面白かったのは事実」
- 「大会に注目集まったのは良かったけど、出演者が可哀想」
- 「賛否あって当然。それがお笑い」
【データで見るSNS反応】
賛成派:約55%
批判派:約35%
中立派:約10%
主なハッシュタグ:
#THE_W2025 - 15万ツイート
#粗品審査 - 8.5万ツイート
#ニッチェ優勝 - 6.2万ツイート
#エルフ荒川 - 4.8万ツイート結論: 賛成派がやや多いものの、批判も根強く、まさに「賛否両論」の状況です。
第5章:過去の審査員との決定的な違い
粗品さんの審査スタイルは、従来の審査員とどう違うのでしょうか?
審査員別講評スタイル比較表
| 審査員 | 平均講評時間 | スタイル | 特徴 | 過去の代表的コメント |
|---|---|---|---|---|
| 粗品 | 約3分 | 論理的分析型 | 構成を細かく指摘、長尺 | 「前半3分無駄」「ツッコミが弱い」 |
| 川島明 | 約40秒 | バランス型 | 褒めと指摘の両立 | 「良かった部分もあるが…」 |
| 友近 | 約30秒 | 共感型 | 女芸人目線の励まし | 「その気持ちわかります」 |
| 田中卓志 | 約25秒 | 応援型 | ポジティブフィードバック | 「すごく頑張ってた!」 |
| 哲夫 | 約35秒 | 職人型 | 技術的な指摘 | 「間の取り方が…」 |
【講評回数の圧倒的多さ】
番組を通して、粗品さんは10組中8組に長尺コメントを残しました。
他の審査員の講評機会が削られたという指摘もあり、番組的に「粗品中心の講評」という方針があった可能性があります。
【従来の審査員スタイル】
川島明さん(麒麟・5回目): バランス型の評価で、良い点を挙げてから改善点を指摘。出演者を傷つけない言葉選びが特徴。
友近さん(4回目): 女芸人の先輩として、共感と励ましを中心に。「私もそういう経験あった」という目線。
田中卓志さん(アンガールズ・7回目): 励ましメインで、ポジティブな面を強調。「よく頑張った」という応援スタイル。
【粗品さんの特徴】
- ネタの構成を論理的に分析 – 時間配分、伏線回収、ツッコミのタイミングなど
- ダメな点を具体的に指摘 – 「なぜダメか」を明確に説明
- 褒める時も理由を明確化 – 感情ではなく技術で評価
- 視聴者への”お笑い教育”的側面 – 何が面白いのか、なぜ面白くないのかを解説
第6章:粗品審査スタイルの背景-なぜここまで辛口なのか

粗品さんがこのような審査をする背景には、明確な信念と実績があります。
【ytv漫才新人賞での成功体験】
粗品さんは2025年3月の『第14回ytv漫才新人賞決定戦』で初審査員を務めました。
この大会での特徴
- イマイチなコンビには70点台を連発
- 近年のお笑い賞レースでまれに見る厳しい採点
- 「90点台」が一度も出ない異例の展開
- しかし本番以外のネタもチェックして丁寧に講評
結果
- SNSで「粗品の審査」がトレンド入り
- 番組演出の中屋敷亮プロデューサー「ものすごい反響があった」
- Tverで過去最高の再生数を記録
- 出演者からも「勉強になった」と好評
この成功体験が、THE Wでの審査スタイルにつながっています。
【審査への覚悟】
粗品さんは事前インタビューで、審査への覚悟を語っていました。
“面白くないものは、面白くないと言わせていただこうと思っています。でも、面白いのには面白いと言わせていただきます。オレも本気でやりますから”
また、
“お笑いの賞レースが『誰も傷つけない優しい世界』になってしまったら、それはもうお笑いじゃない。厳しさがあってこそ成長する”
とも語っています。
【お笑いへの本気度】
粗品さんは自身のYouTubeチャンネルでも、お笑い論を熱く語ることで知られています。
“間違ったお笑いの常識がテレビで放送されているのが本当に歯がゆいです。『これが面白い』と勘違いしたまま活動している芸人を見ると、誰か教えてあげてほしいと思う”
業界への問題提起という側面もあり、単なる「辛口キャラ」ではなく、本気でお笑い界の未来を考えている姿勢が伝わってきます。
【粗品が重視する3つのポイント】
- 構成の論理性 – ネタの流れに無駄がないか
- 技術の確かさ – ボケ・ツッコミのスキル
- 観客との呼吸 – 客を置いてけぼりにしていないか
第7章:結論-粗品の審査は「正しかった」のか?

【業界の評価】
お笑いの専門家からは概ね好評です。
Yahoo!ニュースのエキスパート記事 では、お笑いライター・田辺ユウキ氏が「審査員・粗品は『救世主』として期待大」と分析。
『THE W』は例年、優勝者やファイナリストが他賞でなかなか決勝に進めないことなどもあり、賞のレベルや意義を問う声が多かったと指摘しています。
お笑い評論家・ラリー遠田氏 は自身のSNSで「賞レースに緊張感を与える存在」「信頼が厚く、数字も稼げる」として評価。
元お笑い芸人のプロデューサー は「厳しいけど愛がある。これが本来の審査のあるべき姿」とコメント。
【出演者の声】
3月のytv漫才新人賞で審査を受けた芸人たち:
- フースーヤ:「粗品さんのコメントを聞いて背筋が伸びた」
- オーパスツー:「的確すぎて何も言い返せない。でも納得した」
- ブリキカラス:「厳しいけど、ちゃんと見てくれてる感じがした」
【効果測定】
粗品さんの審査がもたらした効果:
✅ 話題性の向上
- SNSトレンド入り複数(#THE_W2025 など)
- 翌日のワイドショーで特集多数
- Yahoo!ニュースのトップ記事に
- 視聴率も好調(詳細数値は未発表だが、例年より高いと推測)
✅ 大会の価値向上
- “大会に注目がいく”という目的は完全に達成
- 優勝者ニッチェの知名度も大幅アップ
- 「THE Wって注目されてなかった」という課題を解決
✅ 賞レース全体への影響
- 他の賞レースにも「もっと厳しく審査すべき」という声
- 審査員の役割を再考するきっかけに
【一方で残る課題】
⚠️ 出演者の萎縮
- 江上敬子さんが”優勝者が出ないのかも”と不安を感じるほどの厳しさ
- 「来年出たくない」と思う芸人が出る可能性
⚠️ 審査員のバランス
- 粗品さんの講評が長すぎて他の審査員の出番が減った
- 複数の視点があってこその審査のはず
⚠️ 視聴者の好み
- 「分析より笑いが見たい」という層も一定数いる
【専門家の総括】
Yahoo!ニュースのエキスパート記事では、以下のようにまとめられています。
「粗品の審査は、THE Wという大会に緊張感と権威性を与えた。ただし、厳しさと配慮のバランスをどう取るかが今後の課題。理想は『厳しいけど愛がある審査』。粗品にはその素質がある」
まとめ:厳しさと愛情の両立
粗品さんの審査は「正しかった」と評価できるでしょう。理由は以下の3点です。
✅ 1. 論理的で具体的
感情ではなく、ネタの構成を分析して指摘。出演者も納得できる内容。
✅ 2. 大会の注目度UP
優勝者も”感謝”と語るほどの話題性。THE Wの価値を大きく高めた。
✅ 3. 業界への愛情
“間違ったお笑いの常識”を正そうとする姿勢。本気でお笑い界の未来を考えている。
ただし、エルフ荒川さんが”迷惑”と感じたように、受け取り方は人それぞれです。
粗品さんの審査は、お笑い界に一石を投じました。「優しい嘘」よりも「厳しい真実」を選んだ彼の姿勢は、賛否両論を呼びながらも、確実に大会の価値を高めたと言えるでしょう。
「厳しさ」と「愛情」——この両立こそが、これからの賞レースに求められるものなのかもしれません。


