中居正広氏の突然の芸能界引退発表は、多くの関係者やファンに衝撃を与えました。
37年間にわたり第一線で活躍してきた彼の決断は、惜しむ声とともに様々な議論を巻き起こしています。
元SMAPメンバーや著名人たちも続々とコメントを発表し、その中には彼の功績を称える声や、引退に至る背景への疑問、さらには被害者への配慮を訴える意見も見られます。
2025年1月23日に発表された中居正広氏の芸能界引退は、多くの著名人や関係者に衝撃を与えました。以下に、主な反応をまとめます。
元SMAPメンバーの反応
- 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人は連名でコメントを発表。
「突然のことでまだ心の整理がついておらず、言葉が見つかりません」と述べ、詳細なコメントは控えるとしました。
芸能界からの声
- 谷原章介(俳優):「同い年として、これだけの地位にあった人がなぜこういう結末になったのか。本当に残念で悔しい」と語り、中居氏自身の言葉での説明を求める声を上げました。
- 山里亮太(お笑い芸人):「真実がまだ明らかになっていない中で、ネット上での攻撃が人の人生を終わらせる怖さを感じる」とコメント。中居氏の責任感を評価しつつ、誹謗中傷の自制を訴えました。
- 鈴木おさむ(元放送作家):「引退は逃げではなく、けじめをつけたものだと思う」と述べ、中居氏の誠実さを強調しました。また、被害者への向き合いを続けるべきだと語りました。
- 長嶋一茂(タレント):「37年間の第一線での活躍は素晴らしいが、現代社会との乖離があったのでは」と指摘し、芸能界全体の課題にも言及しました。
- 茂木健一郎(脳科学者):「中居氏は身近なお兄さんのような存在だった」とし、彼の引退を惜しむ声を上げました。
その他の著名人の反応
- 北川悦吏子(脚本家):過去に中居氏とドラマで共演した経験を振り返り、「人は時が経つと変わるものだと感じる」と複雑な心境を吐露しました。
- 武井壮(タレント):「こんなことになるとは思わなかった。心が苦しい」とコメント。
- 東国原英夫(元宮崎県知事):引退のニュースに「事実なら残念でならない」と述べました。
- GACKT(ミュージシャン):SNSで「裏があるとしか思えない」と投稿し、波紋を呼びました。この発言には賛否両論が寄せられています。
ファンや社会への影響
多くの著名人が中居氏の引退を惜しむ一方で、ネット上では被害者とされる女性への誹謗中傷も見られ、これに対する懸念の声も上がっています。
特に山里亮太氏や東ちづる氏は、被害者への攻撃をやめるよう強く訴えました。
中居正広氏の引退に対する最も印象的な著名人の反応
中居正広氏の引退に際し、多くの著名人がコメントを発表しましたが、その中でも特に印象的だった反応を以下に挙げます。
1. GACKTの「裏がある」発言
ミュージシャンのGACKTは、中居氏の引退発表に対し、自身のSNSで「これ、裏があるとしか思えないんだがな」と投稿。この発言は大きな注目を集め、SNS上で4000万以上のインプレッションを記録しました。しかし、具体的な根拠を示さない「匂わせ」発言として批判も多く寄せられ、「無責任な発言」との声が相次ぎました。
これ、裏があるとしか思えないんだがな。 https://t.co/NdCLzZFHl2
— GACKT (@GACKT) January 23, 2025
2. 要潤の感情的な投稿と削除
俳優の要潤は、中居氏の引退発表直後にSNSで「辞めないでほしかった」「加害者も被害者も救済される社会になってほしい」と投稿しました。しかし、この発言が「加害者擁護」と受け取られ、炎上。要氏はその後、投稿を削除し、「感情だけで突っ走ってしまいました」と謝罪しました。この一連の行動は、彼の中居氏への個人的な思いが強く反映されていたものの、社会的な反応を見誤った例として注目されました。
想像以上に反響がありましたので、消します。つい、感情だけで突っ走ってしまいました。すいませんでした。
— 要潤 (@kanamescafe) January 23, 2025
3. 北川悦吏子の複雑な心境
脚本家の北川悦吏子は、自身が手掛けた中居氏主演のドラマ「最後の恋」を振り返りながら、「時が人を変えたのかもしれない」と複雑な心境を吐露しました。彼女のコメントは、中居氏の過去の功績を称えつつも、今回の引退劇に対する戸惑いを率直に表現したものとして、多くの共感を呼びました。
もう何年も前のことです。「最後の恋」というドラマを書きました。覚えていてくださる方、いるでしょうか?
— 北川悦吏子 (@halu1224) January 23, 2025
恋愛ものが苦手という彼が、出てくれました。私が、どうしても書きたかったのです。… https://t.co/Mj1IcG5MmD
4. 古市憲寿の中立的な視点
社会学者の古市憲寿は、「何が起こったのか本当にわからない」としつつも、「中居さんには自分の言葉で説明してほしい」とコメント。彼は中居氏を擁護も批判もせず、冷静かつ中立的な立場を貫きました。この姿勢は、感情的な反応が多い中で異彩を放ち、多くの支持を集めました。
「中居正広の土曜日な会」の終了が発表されました。まさかこのような形で番組が終わるとは思っていなかったので、とても残念です。…
— 古市憲寿 (@poe1985) January 22, 2025
結論
中居正広氏の引退は、芸能界やファンに大きな衝撃を与え、多くの著名人がその功績を称える一方で、トラブルの背景や社会的影響についても議論が続いています。
今後、中居氏自身の対応や、芸能界全体の在り方が注目されるでしょう。
最も印象的な反応としては、GACKTの「裏がある」発言が挙げられます。
その影響力の大きさと物議を醸した内容が、他のコメントと比べても特に注目を集めました。
一方で、北川悦吏子や古市憲寿のように、中居氏の功績や状況を冷静に見つめたコメントも、多くの人々の心に残るものでした。